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「これまで」の生活って・・・?

「水や電気やガスが普通に使えること。学校に行ったり、働いたりできること。
これまで当たり前に思っていた生活が、いかに貴重で大切なものだったか、
初めて気づきました。」

震災後、よくみる発言ですね。
ワタシも昔は、同じようなこと、思ってました。

確かに、当たり前の生活に感謝したり、
自分が恵まれていたことに気づいたり、
「生きている」という奇跡を自覚するのは、悪い事じゃない。

でも、ちょっと待った。

そこで思考を止めちゃったら不味いんじゃない?
毎日毎日、吐き気がするほど、いろんな事を考えてて、ふと思った。

「これまで」の生活って、本当に幸せだったんだろうか?
どこにも不満なんかなくて、みんな満足して暮らしてたんだろうか?

確かに、ライフラインは整ってたし、物質的には豊かだったかも
しれないけれど、そんなに素晴らしい世界に我々は生きていたんだろうか?

それなりに働いたら、定職に就けて、ある程度の給料がもらえて、
家族をもって、家を買って、年金もらって・・・
そんな「神話」は、もうとっくの昔に崩れてたじゃない?

過労死や、ワーキングプアや、ネット難民を抱え、病んだヒトが大勢いて、
毎年膨大な数の命が絶たれていた社会に、本当に戻りたい?

被災者だろうがなかろうが、自分の一つ上の世代と同じレベルの生活を
手に入れることすらできないヒトが大勢いたんじゃないの?

原発事故が起こっても起こらなくても、経済はどこも行き詰ってたし、
資源の無駄遣いや環境破壊しまくりの資本主義に未来なんか
なかったでしょう?

食糧問題だって、エネルギー問題だって、環境汚染だって、
雇用の問題だって、よく考えてみれば、「何を今更?」

これまで臭いものにフタをし続けていた問題が、表面化しただけ。
見てみぬフリをしていた汚点に直面せざるを得なくなっただけ。

「サバイバーズ・ギルト」とか、「共感疲れ」とか、「震災ウツ」とか、
いろいろ言われてるけど、いくら被害者面したって、ヒーローごっこしたって
悲劇のヒロインぶったって、何も解決しない。

みんなが悲しみに浸っている、ドサクサに紛れて、重要な情報が隠蔽されたり、
言論統制が行われたり、わけのわからない選挙があったり、意味不明に復帰したり
してるヒトがいたりするじゃない?

何でもカンデモ、地震や津波の被害、原発事故の影響なんて理由は通用しない。

心優しい「いいヒト」は、要注意ですよ。「緊急事態」だからって、何でも
我慢したり、暴挙も寛大に許せばいいってもんじゃない。

辛くても、苦しくっても、ちゃんと目を開けて、
今、何が起こっているのかを知らなきゃいけない。

化けの皮がはがれかかっているウソを見抜いて、
「今、本当に大事なこと」を始めないといけない。

「これまで」の生活を美化して、今の状況を悲観し、嘆き悲しんでいるよりも、
「これから」の生活をいかに、健康的で、人間らしく、幸福なものにするか
考える方がよっぽど建設的だと思う。

誤魔化されるな、ニッポン!

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プロフィール

KIKI

Author:KIKI
今、必要なのは、情報に流されず、変化を恐れない「強かさ」と「しなやかさ」。シンプル・ミニマム志向で、消費の縮小と健康の維持に取り組む「ひきこもり」のブログ。(コメントは有難く読ませていただいていますが、現在お返事をする余裕がありません。何卒ご了承ください。)

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