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「通常営業」に戻る時。

2011年3月11日。世界中が日本に注目しました。

連日連夜、地震や津波、原発関連の報道が世界中で流れましたが、
地震発生から10日、海外のトップニュースは日本からリビアに移りました。

テレビやラジオでも徐々に通常の番組が放送されるようになり、ブログでも
地震以外の話題が取り上げられるようになっています。

少しずつ「日常」に戻りつつあるという印象ですが、今も被災地には、
寒さや空腹と戦っているヒトがいるし、原発が危険な状態であることに
変わりはありません。

だから、終息宣言を出すのは、早すぎると思います。

大丈夫なのか、危険なのか、よくわからないギリギリの所で、
緊張状態を長引かせて、みんなが疲れて油断した頃合いを見計らって、
いざ本番・・・という最悪のシナリオだって絶対にない、とは言えません。

しかし、ずっと、緊張しっぱなしの警戒態勢でいることは、
精神的にも、体力的にも、キツイです。

ワタシも、地震発生以来、できる限り情報を集めようと毎日PCに張り付いて
いました。ネットに接続しっぱなしの日々をしばらく続けていると、そのうち、
他の事が何も手につかなくなって、ちゃんと眠れなくなって、だんだん、
何もかもどーでもよくなってきて、このままではヤバイな、と感じ始めました。

ここ数年、健康的で穏やかな、ひきこもり生活を送ってきたので、すっかり
忘れていましたが、ワタシは、もともとストレスに強い方ではありません。
むしろ、すぐ胃が痛くなるタイプです。

本格的にバーンアウトしてしまう前に、何とかしなきゃ、と思っていても、
すぐに、何事もなかったかのように、これまでの日常に戻れるはずもなく、
しばらく悩んでました。

実際、いつから「通常営業」に戻るかということは、非常にデリケートな
問題です。

切り替えが早すぎると、被災者の方々に申し訳ないし、不謹慎に思われる
かもしれない。でも、ずっと震災と原発のことだけを考えて生きるわけ
にもいかない。

阪神大震災の時、それまでは震災のことが報道のメインだったのに、
3月に地下鉄サリン事件が起こり、人々の注意と関心がオウムに移って、
とても複雑な気分になったのを覚えています。

そろそろパニックが落ち着いてきて、ショックからも立ち直り始め、
さあ復興頑張らなきゃ、という頃で、本当に大変なのは「これから」という
感じだったので、何か見捨てられたような気がしました。

だから、ニュースで取り上げられなくなっても、被災者にとっては、
それで「終り」じゃないのを、よくわかってるつもりです。

でも、当事者でもない自分が、何もかもほっぽり出して、いつまでも
日常を疎かにしたまま立ち止まっていても仕方ない。

正直、現地にいない人間が被災地のために出来ることは限られています。

ワタシが、この未曾有の危機にとらわれ続けた所で、誰かが救われるわけ
ではないのです。

もちろん、被災地で苦労しているヒトが大勢いることを忘れるつもりも、
支援や復興が手抜きにならないための見張りを止めるつもりもありません。

ただ、今回、直接被害に遭ったわけではないワタシは、自分に許された
平穏な日常に感謝しつつ、「今、自分ができること」に全力を尽くしながら、
これまで以上に毎日を丁寧に、一生懸命生きなければならないと思うのです。

挫けるな、ニッポン!

ひきこもり、万歳。
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No title

こんにちは。ほんとうに、そうですね。
被災者は2度被災する、1つは現実に2つめは忘却。節電とエコの達人にでもなって浮いたお金を寄付する事しかできませんわ。見渡してみると自分の生活の中で無駄な電気を使っていたわけで。
災害にあったお友達にメールだけは送っているけど。
せめて、自分の友達の事は定期的に見守りたいと思います。まだ、お笑い番組とかは見る気になれないし、計画停電しているのにパチンコ屋の電気を見るとむっとします(パチンコ消費は日本に関係ないらしいので)。
しかし、ひきこもりは環境にはやさしいですね。(^^)
プロフィール

KIKI

Author:KIKI
今、必要なのは、情報に流されず、変化を恐れない「強かさ」と「しなやかさ」。シンプル・ミニマム志向で、消費の縮小と健康の維持に取り組む「ひきこもり」のブログ。(コメントは有難く読ませていただいていますが、現在お返事をする余裕がありません。何卒ご了承ください。)

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